Cappella Scrovegni

カッペッラ・スクロヴェーニ

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ジョットのフレスコ画で覆われた礼拝堂

開館時間
9:00~19:00
休館日
12/25-26,1/1
夜間開館時間
9.00-22.00 (1/1-2/28・6/16-7/31・11/1-30・12/16-31)
電話予約
049.2010020 (月~金曜 9.00-19.00 / 土曜 9.00-18.00)
インターネット予約
www.cappelladegliscrovegni.it/eng/prenota_e.htm(英語)
予約に関して
予約は希望予定日の最低3日間をおいた翌日(例えば金曜日見学予定の場合は月曜日)までに手続きが必要。 クレジットカードはVISAおよびMASTERのみ使用可。 予約番号を控え(予約確認書のプリントアウトが望ましい)、予定時間の1時間前までに窓口に行き受付を済ませる。(入口はアレーナ南端の市立博物館と同様。受付も同様に同博物館内にある。) また、ハイシーズン以外であれば、予約なしに入館の可能性もあり。 その場合には当日朝9時に直接受け付けに出向き、その日の空き状況を確認、人数の余裕のある時間を指定される。)
入館において
見学は完全入れ替え制となっており、見学時間は15分間と決められている。ただし、礼拝堂に入る前に体温調節時間が20分間設けられており、別室でビデオを見ながら見学を待つこととなる。従って、入館から退館までは35分間となる。
料金
13ユーロ(スクロヴェーニ礼拝堂、市立美術館共通券、及び予約料含む)
サイト
www.cappelladegliscrovegni.it/eng/index_e.htm(英語)
行き方
駅よりCorso del Popolo~Corso Garibaldiを南下、徒歩10分弱(600m)。
駅からはバス・トラムで「Eremitani」にて下車。(約3分)
Via Eremitaniの市立美術館入り口を目指す。
バス
平日: 3, 11, 12, 13, 16, 18, 22, 24, Tram(da controllare)
日・祭日: 3, 11, 12, 13, 22, 43, Tram(da controllare)

Cappella degli Scrovegni

西暦60-70年に築かれたアレーナ(円形劇場)跡地内部にある。
パドヴァの富裕な銀行家(高利貸し)、Enrico Scrovegniによるもの。この地に一家の住居、そして礼拝堂を建築した。
礼拝堂を建築したのには訳がある。彼の父親であるReginaldoはダンテの「新曲」にも謳われている悪名高き高利貸し。その当時、金で商売をすることは、カトリックの教えから大変に忌み嫌われており、罪人ともされていた。そこで、エンリコは一族をも含めた父の罪の浄化を目的として、14世紀に建築したのである。
1305年3月25日の聖母マリアの日に礼拝堂として献納されている。

礼拝堂自体の造りは大変にシンプルなロマネスク・ゴシック様式。内部にはエンリコ・スクロヴァーニの石棺がある。内部は同礼拝堂を語るにはあまりにも有名なジョットとその弟子で描かれたフレスコ画で覆われている。礼拝堂そのものを設計した建築家についてはよく知られていない。
エンリコ・スクロヴェーニは同堂の建築にあたり、二人の有名な芸術家を招いた。一人は祭壇に置かれている大理石の聖母マリアの彫像をつくった彫刻家Giovanni Pisano、そして、Giottoである。ジョットはこのときすでに大変に著名な画家として広く知られており、このときにはすでに彼の有名な作品の残るアッシジのサン・フランチェスコ大聖堂(Basilica di S.Francesco)やローマのサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂(Basilica di S.Giovanni in Laterano)、 そしてパドヴァにおいて、サン・アントニオ大聖堂(Basilica di S.Antonio)やラジョーネ宮(Palazzo della Ragione)などでの仕事を終えていた。同礼拝堂での仕事は1303-1305年の2年間に渡る。

内部は20.5×8.5m、高さ18.5m、天井はドーム型をしたひとつの部屋(空間)となっている。
フレスコ画製作にあたり、ジョットはじめ依頼主たちとの協議により、左右の壁はシンメトリー様、それぞれ両壁を3段に分け、そこに図像画を配置する、と決議。ジョットはここに新約聖書の代表的なエピソードを39場面に凝縮して描くことを決めた。そこにはキリストの母、聖母マリアの両親、Gioacchino(ヨアキム)とAnnaの物語からマリアの生涯、そしてキリストの生涯がまるで絵巻物のように描かれている。
入口壁面には「最後の審判」が、そしてその下には「美徳」と「悪徳」の寓意像が設置されている。

これらのフレスコ画は、1305年にほぼ完成に近い形になったところで献納、その後さらに2年ほど仕事が続けられた後に完成形となり、献納は2度している。
同堂での彼の仕事は当時としては大変に画期的な内容で、絵画のなかにより奥行きを出す遠近法や人物像をより人物の性格やそれに伴う動きや表情などに人間性を与えたことなど、美術史上後世に残る偉大な仕事だとして、世界的にもあまりにも有名な場所である。